これまでの
Tokyo MEDS
【From Tokyo MEDS Manager】
Tokyo MEDSのマネージャーを務めております、佐藤聡美です。Tokyo MEDSは”Tokyo Medical English Discovery Seminar”の頭文字をとった勉強会で、国際医療福祉大学医学部准教授の押味貴之先生を講師にお迎えして、定期的に開催されています。
皆様ご存知の通り、近年ますます医療の国際化が進み、医療従事者が「公用語としての英語」を身に付ける必要性が高まっています。それを受けてTeam Medicsでは、「腹痛」「めまい」など身近な症状の英語表現からカルテの書き方まで、実践的な医学英語を「皆で、楽しく、分かりやすく」学ぶことを目指しています。 毎回のセミナーには全国から参加者が集まり、ディスカッションやロールプレイを交えたセミナーを行っています。
【最近のテーマ】
ここでは以前開催されたTokyo MEDSのテーマを一部ご紹介します。
2019年12月 “Hematology”
血液に関係する英語のイディオム (getting blood out of a stone, blood is thicker than water, など) から始まり、「白血球」「血漿」など血液学の用語を学びました。その後、貧血の分類や原因疾患、貧血患者への対応 (菜食主義の患者さんが鉄欠乏性貧血になった際の食事指導、どうすれば良いか分かりますか?答えが気になった方はぜひセミナーに遊びに来て下さい)、血液凝固障害の種類と症例を扱い、大変充実したセミナーとなりました。
2020年1月 “Listening to Patients’ Stories”
このセミナーでは多くの方に馴染みがある「片頭痛」を題材に、
患者さんの訴えに耳を傾けるためのスキルや心構えを学びました。
まず頭痛の種類や機序について丁寧に学んだ後、実際の患者さんが片頭痛の症状について話されるビデオを観たり、実際の医療面接の流れを追いながらグループワークで練習したりしました。英語での医療面接の難しさや面白さを実感すると共に、グループワークを通して良い刺激を受けることができました。
普段のTeam Medicsのようす
【最後に】
ここまでお読み下さり、どうもありがとうございました。
この記事を通して、少しでもTokyo MEDSのことを知っていただければ幸いです。
現在オフラインでの勉強会は中止しておりますが、代わりに会議アプリを利用したオンラインセミナーを定期的に開催しています。
まずはこのHPを通して、そして近い将来には実際のセミナーで、皆様とお会いできるのを心より楽しみにしております。